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稲作の発祥地「仲村渠」で南城の営みに触れる
南城市玉城地区にある「仲村渠(なかんだかり)」という集落。国指定文化財の「仲村渠樋川」を有し、水に恵まれた地域です。仲村渠区では、毎年旧暦正月初午の日(2月〜3月頃)に、琉球王国の開びゃく神であるアマミキヨが稲作を始めたと伝えられる「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」にて、豊作を祈願する「親田御願(うぇーだうがん)」が行われます。夏には藁を編んで作った大きな縄を引く「仲村渠綱曳き」が行われるなど、稲作に関連した行事が多く残る地域ですが、稲作農家も途絶え、実際に稲作を行う担い手がいない現状でした。
そこで、「親田御願」に伝わる沖縄在来種「羽地赤穂(はねじあかふー)」の栽培に取り組んだのが、2017年に発足した「仲村渠稲作会」です。左は、稲作会のメンバーでもあり、南城市市役所の職員でもある大城洋介さん。右は仲村渠区自治会長の石嶺真秋さん。最初の一年は、田んぼとして整地することからはじめ、翌年の2018年から稲作をスタートしました。昔ながらの農法でひとつひとつ手植えする米作りを行っています。
今では、地元の小学校が田植えに参加するなど、地域に稲作文化を伝えがら、米作りに勤しんでいます。「羽地赤穂(はねじあかふー)」は、白米と混ぜて炊くと、ほんのり赤い色がつきお赤飯のような風合いに。商品に添えられた稲穂や、パッケージのデザインにも趣が感じられます。笑顔で古代米を手にしているのは、南城市地域物産館の大城翼さん。「南城市地域物産館」が運営する通販サイト「なんじぃ商店」の人気商品のひとつです。
地域に愛されるゆるキャラ「なんじぃ」
南城市のゆるキャラとして愛されている「なんじぃ」。南城市地域物産館には、愛らしい「なんじぃグッズ」が豊富。ひとつひとつに、キャラクターの絵柄が施された「なんじぃぼうろ」は、食べるのが勿体なくなってしまう愛らしさ。
頑張りシールやファイル、鉛筆やマスキングテープなどは、お子さんたちへのギフトとしても最適です。
「なんじぃ商店」では、2022年1月末まで、送料無料キャンペーンを実施中。
おうちでの南城時間をこの機会に楽しみましょう。
南城市地域物産館
沖縄県南城市知念久手堅539
営業時間 9:00~18:00、無休
電話 098-949-1667
WEB https://www.nanji.okinawa
通販サイト「なんじぃ商店」